「出たら芽」~疫病~…9

結城禿晴が越前一乗谷で流行らせた尿道カテーテルは加賀でも話題になっていた。

しかしその流行に水をさす出来事が起きていた!

なんと疫病が流行り出したのだ!

どうも江戸に来航した黒船が運んできた菌が広がり、加賀の地にも流行る気配だった!

禿晴は、
「なんじゃい!わしの尿道カテーテルが流行らなくなるではないか!」

と文句を言っている始末。

しかし結城禿晴のブログではしっかりマスクをして初音ミクのフィギュアとのツーショットのキモい写真をアップして疫病の事を書いている。

まずはそれをご覧頂こう。

下記よりご覧くだされ。

さて、この疫病は木村食之助の住むサウスクボカイナの近くで感染者が出た!

木村食之助はその疫病を恐れて家に閉じこもっていた。

それだけではなく、どうも木村食之助は誰もが知る温かい下着にかぶれたのか湿疹の痒さに転げ回っていた!

この木村食之助、どうも良い物、高級な物にことごとく嫌われて生きている。

牛肉も霜降りタップリの部位はダメで赤身にチラホラ霜小降りしか食べられない。

下痢をするらしい。

そのような木村食之助、今川義元に曲を依頼されているのだが痒い体では中々進まない。

タイトルは「桶狭間の狭間」と決めているそうだ。

さて、その今川義元は大河ドラマ「麒麟がくる」で間もなく桶狭間の戦いが迫って来て落ち着かない様子だ。

歌舞伎役者の片岡愛之助を影武者に立てているがやはり討たれるとなると心地良いものでは無い。

加賀百万石金沢の広瀬小立野守チャボと毎夜飲み歩いていた。

結城禿晴と戦っていた事も忘れたかのように毎夜酒に明け暮れていた。

酒に明け暮れていたのは今川義元と広瀬小立野守チャボだけではない。

鶴見美川守薄毛も「晩酌」という新曲で調子にのって毎夜飲み歩いて酒癖が悪いという評判を強固な物にしていた。

加賀、越前ではこの様に時が流れていた。

その頃、上方から一人の武士が軽四で北陸自動車道を飛ばしていた。

その武士は石田三成だった。

疫病は上方でも流行の兆しがあり、少しでも安全な場所を求めて軽四を走らせていた。

目指すは加賀百万石小立野の天徳院だ!

茶々が居ると知り、昔の話しもしたくなり、思い立って上方を後にした。

用の向きはそれだけではない。

上方で生き返った豊臣秀頼が母である茶々が生き返っていることを知り、探している事を伝える為にも茶々を訪ねることにしたのだ。

なんと秀頼は上方の蓬莱でアルバイトをしていたのだ!

先日、石田三成が加賀に551の豚まんを送るために蓬莱に行った際に秀頼と偶然に出会ったのだ!

お互いに驚いたのだが、それから幾度か秀頼と出会った三成は茶々が加賀に居ることを伝えた。

それで二人を会わせようと考えて加賀に向かっていたのである。

この事はまだ茶々は知らない。

石田三成は茶々を驚かせてやろうと思って軽四で北陸自動車道を飛ばしていたのだ。

そして南条のサービスエリアに入り、車を止めて休憩しようとした時だった。

隣の軽トラから大きな音で音楽が流れていた!
それもどこかで聴いた歌声だった。

変声期を迎えたウシガエルのような歌声と可愛い歌声?

聴こえた歌は!

♪明日は社長 明日は社長〜あまいわね〜♪

三成は気付いた!

禿晴殿じゃ!

そして車を降りて軽トラの中を覗いたら結城禿晴がいた!

助手席には初音ミクのフィギュアが!

石田三成はまさかと思ったが間違いなく結城禿晴だった!

三成は恐る恐る声をかけた。

「禿晴殿!」

禿晴は歌に夢中で気付かない。

三成は改めて声をかけようとした時だ!

♪甘くな〜い〜そう世の中は甘くな〜い〜♪

と歌う時、禿晴は助手席の初音ミクのフィギュアの肩に手を回して体を揺らせていた!

三成はあまりに気持ち悪い光景を見て声をかけるのをやめた。

そしてこっそり車に戻ろうとした時だった!

変声期を迎えたウシガエルのような声で、

「おう!みっちゃん!」

と!

つづく(多分)

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